2006年度作品。アメリカ映画。
ディズニー・ランドの人気アトラクションを映画化した海洋アドベンチャーの続編。
海賊ジャック・スパロウがかつてデイヴィ・ジョーンズと交わした契約により、魂を狙われることに。運命はウィルとエリザベスを巻き込み加速する。
監督は前作と同じくゴア・ヴァービンスキー。
出演は前作同様ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム ら。
先に言い訳をしておくと、僕は前作のファンではない。前作はアクションは楽しめるけれど、それだけだなという程度の感想しか沸いてこなかった。
そういうこともあって、前作の内容は大まかには覚えているけれど、細かい部分は完全に忘れていた。
そういう状態で見た本作。
やはりというか細かいキャラ設定を忘れてて、細かいところでついていけなかった。それにそのキャラを前提としていろいろ話を進めていくので若干のストレスはかかる。それなら最初から見るなって話で、そう言われても否定はしないのだが。
それでも、基本的には楽しめる。ジョニー・デップの個性的な味わいは楽しく、特に原住民を前にしたあたりのジョニーの行動はエキセントリックで最高に愉快だ。
コメディチックな演出は細かいところで笑えるし、アクションもそういった笑いの要素を前面に出していておもしろい。映画としてはそれなりに楽しめるだろう。
でもストーリー自体は特に心を動かされない。だから何なんだって気がしてしまう。しかもラストもそう来るのって感じがして、かなりげんなり。結局前作のファンでない僕はこの物語はあまり好きになれそうにないってことだろう。
多分、この作品の続きは映画館ではなく、レンタルで見るのだろう。その程度の映画でしかない。
評価:★★★(満点は★★★★★)
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